Mrs.-windlessの日記

ありのままに

245 タイムスリップ

突然

何の前触れもなく

元カレを思い出した

 

40年も前に付き合った人

17歳から20歳まで

彼は1つ年上

 

背が高くて

少年サッカーのコーチをしてて

自分も中学時代

都の選抜メンバーに

選ばれていた

 

優先順位は1番が私

2番は何だっけ?

 

いろんな観光地に旅行した

 

いつもいつも優しくて

何でもわがままを

聞いてくれた

 

それが

 

いつしか重くて重くて

 

あんたは私の奴隷か?

 

小判鮫のように付いて回り

連絡が取れないと

何度も何度も何度も何度も

電話してきた

 

携帯なんか無い時代

 

 

長電話で親に叱られ

だんだん声に嫌悪感を抱き

別れを予感した

 

束縛されるのが嫌だった

 

女友達と遊びに行きたかった

それなのに

18歳でディスコ禁止

20歳で飲み会禁止

 

元カレは

とうとう保護者になってた

 

就職した私は

スーツ姿の今の旦那に

惹かれていった

6歳年上

 

元カレはまだ大学生

 

別れたいと

友達に相談すると

「もったいないから

 keepしたら?」

それだけイケメン

学生だからお金は無かったけど

 

 

 

かなり前に

名前をネット検索したら

住所と家電が判明

 ありゃー

 

通院でいつも通る道のそば

マンションだから

号棟は不明だけど

 

 

どんな40年を過ごした?

家族は何人?

奥さんは綺麗?

 

 

絶対に会う事は無いけど

夢の中で聞いてしまう

 

 

私を覚えていますか?

一緒に行った

箱根のホテルです

 

 

 

 

 

 

 

 

あ〜あ