Mrs.-windlessの日記

ありのままに

334 私のミス

ある日の仕事中

95歳になる女性利用者の

トイレ介助で

サークル歩行器を使った

 

いつも同じ歩行器

ただ最近は

筋力が弱くなり

2人介助の時もあった

 

それも人手がある時だけ

 

いつも通りにトイレに向う

 

ただいつもと違ったのは

目の前に

トイレの入口から

出て来る人がいた

 

 

私の右手は利用者の

ズボンの後ろをガッツリ掴み

左手はサークル歩行器を

ガッツリ掴んでいた

 

 

 

出て来る利用者に

お先にどうぞと声をかけたが

何を間違えたか

真正面で対面してしまった

 

すると

 

あら〜〜〜

 

私の利用者が

両手を離してしまい

右側の体を下にして

床に伏してしまった

 

でも

ズボンを掴んだ右手は

離さなかった

 

宙ぶらりんのまま

ゆっくり降ろした

 

 

介護福祉士になって20年

初めて起こした事故

 

すぐにナースを呼んだ

 

ナースと2人で

利用者の体を調べた

 

どこにもあざや傷は

無かった💧

 

その後利用者は

普通に過ごして帰った

 

私は帰宅しても

頭からその事が離れなかった

本当に心配した

高齢者だから

夜に急変したら‥‥と

ずっと考えていた

 

 

幸い次の日も

何も体調の変化は無かった

 

 

その事故の件は

他の職員にも伝わった

共有すべき事故だから

仕方のない事だけど

 

 

◯◯さん(私)が

◯◯さん(利用者)を

転がした(笑)

 

事実だから仕方ないけど

あまりにもふざけてる

悲しくなった

 

 

吹聴したのは

私の子供くらいの年齢の人

 

うちの職場のレベル疑うわ💢

 

前から

サークル歩行器は危ないと

思っていたのに

 

利用者の

膝が笑う事があったのに

 

何人かの職員同士で

情報交換していたのに

 

ハインリッヒの法則

完全に忘れていた💦

 

 

ハインリッヒの法則」とは、労働災害の分野でよく知られている、事故の発生についての経験則。 1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常、いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れているというもの。

 



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Always keep your mind as open as when you began.

つまり

「初心忘るべからず」